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2002年6月号
・・・「食いしん坊バンザイ」・・・
 一足早い梅雨空の下、無事に富士錦の田植えも終わり、柚野の里もようやく初夏の装いになってきました。
 真夏のようなG・Wのあと、一転して寒いような梅雨空が続く5月の天気は、「エルニーニョ現象」が関係しているらしく、気象庁の長期予想では、今年の夏は数年ぶりの冷夏との発表がされた模様です。
 先日、週刊誌の巻頭グラビアページに、「都内の居酒屋、人気復権!日本酒とともに・・・」という記事が掲載されていました。
 日本酒のうれしい記事を巻頭ページで見受けることの少なくなった最近、たまたま見たその記事に、目が吸い寄せられるようにページをめくりました。
 バブル崩壊後、客足が遠のいていた居酒屋業界がここ最近の不景気のあおりを受け、いつに無く厳しい淘汰の時代の今、さまざまな努力の結果、「おいしい料理がリーズナブルで食べられ、加えておいしい日本酒を飲める」そんなお店が最近増えてきている。そしてそんなお店が人気を集めている・・・という内容でした。
 また、そんな記事に加え、ここ最近の日本酒のおいしさはこれまでにはないほどである・・・とも書かれていました。
 紹介されていたお店は、おしゃれな雰囲気を醸す内装のお店から縄のれんが掛かっているお店までさまざまでしたが、いずれもお客さんで溢れ、日本酒で溢れていました。
 その活気ある雰囲気に「お酒の造り手」としてホッとすると同時に、あぁ・・・食いしん坊がたくさんいるんだな・・・と思ってしまいました。
 本当においしいものを食べたい・・・と常々思っている人たちが記事に紹介されたようなお店に辿りつき、そんな「食いしん坊」たちに「日本酒」が選ばれているのならば、「日本酒」の未来も捨てたものではないんだな・・・そんなことを思わずにはいられませんでした。
 食いしん坊の声が聞こえてきそうです・・・
「だっておいしいんだもん!」
 「とりあえずビール」の次に何を飲みますか?
 食のオピニオンリーダー達は、日本酒を選んでいます。
 富士錦のお酒であれば、今のおすすめは「純吟生」か「本生」でしょうか・・・
 さあ、これから生酒のおいしい季節です。
 

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