2008年07月の日記
冬の稜々とした厳しい表情とは違う富士山が、久しぶりに顔を覗かせました。真っ黒い顔で青い空に包まれ、穏やかに下界を見下ろしているようなカンジに見えます。
子供が夏休みに入り、「今日、宿題の写生をしようかな…」と言っていました。雨の合間の今なら丁度いいでしょうかね(^・^)。
ところで、ウチで栽培している新しい酒米「誉富士」の成育は、梅雨の間は病気を心配しましたが、ここのところ毎日、痛い程の日光を燦燦と浴び、急な勢いで生育を始めました。葉っぱの緑も眩しいほどです。
(2008.7.28[Mon])

先日、芝川町にとって、とても大切な人が亡くなりました。町役場の課長もしておられましたが、町の剣道少年団の団長をしていた方でした。「町の財産は人」との考えを持ち、36年前に団を自ら興し、剣道を通して厳しく指導し優しく見守りながら子供の自立を促し、人間的に優れた多くの若者を育ててきました。まるで、みんなのお父さん的な人でした。
小学生の子供たちにとっては、「死」という現実を間近に感じた貴重な経験だったでしょう。指導をしていただいていたウチ子供は、棺に納められた先生の遺体をジッと見ながら、無言になってしまいました。そして通夜の帰りに「生きている事と死んでいることは全然違うね…」と、ポソッと一言話したのが印象的でした。
本来、ここの会場でみんなの中心に居るはずでした…。ご冥福をお祈り致します。
2008.7.26[Sat]

昨日、日経新聞を見ていたら、目を疑うような買収劇が記事になっていました。「バドワイザー」で知られるアメリカ大手ビール会社アンハイザー・ブッシュが、ベルギー大手のインベブに、なんと五兆五千億で買収されることになったという記事。これで米資本の大手ビール会社は、無くなってしまいました。クアーズ、ミラーなどは、それぞれカナダ、イギリスの資本に既に買収されていますが、今回はその額に驚かせられました。しかも、四兆七千億円が、銀行からの借金という…(・_・;)。よく銀行も貸したもんだと、ホントにビックリしました。
ビール会社は世界を視野に入れてこうした再編や提携を重ねていますが、日本酒にもこうした外国の波はやって来るのでしょうか…?
(2008.7.16[Wed])

モンドセレクションの授賞式に出席できなかったので、送ってもらうように依頼してあった最高金賞のメダルと証明書が、ベルギーからようやく届きました。光に反射して眩しいメダルは、装丁をちゃんとしてから、社内に飾ろうと思います。
奇しくもサミットが洞爺湖で開催されていますが、エネルギーや環境の事だけでなく、食の安全についての話し合いはしないのかなぁ…なんて、少し気になっています。せっかく世界が注目する会議なのだから…。
(2008.7.8[Tue])

先日、東京の明治記念館で行われたシンポジウムへ行ってきました。静岡酵母の産みの親である河村傳兵衛先生(写真)の基調講演、漫画家の高瀬斉さん、尾瀬あきらさんらのパネルディスカッション、ベテランと若手杜氏達のディスカッション等、大変面白い話ばかりでした。普段の仕事をしていると気づかない事に、改めて気づくというカンジで、直ぐに会社へ戻って忘れないうちに机に向かいたかったです。息抜きというには充実した時間でしたが、重鎮たちの話を聞くということは、いい事ですね…。
2008.7.5[Sat]

昨夜、梅雨の晴れ間をみて、近所に蛍を見に行きました。例年同様、緑の蛍光色の光を放ち、幻想的な風景に子供も喜んでいました。しかし、時間が遅かったのか、気温が低かったからか、昨年よりもちょっと少ない気がしました。この風景は、絶対に残していかなければなりません。(写真は失敗したので無しです)。
(2008.7.1[Tue])


 
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