2014年12月の日記
ウチから見た先ほどの富士山です。青く澄んだ空の中で赤く染まり、本当にキレイです。毎日夜遅くまでしていた今年の仕事も、ようやく終わりそうです。
「富士錦」という名前が誕生して100年目の年が終わろうとしています。来年から、新しい歴史がまた始まります。100年後は、どんな風になっているか、全く想像がつきません。
尾崎行雄(号は愕堂(がくどう))氏が清崟太郎を訪ねてウチを訪れてから100年、帰り際に見た富士山は、きっと今日の富士山のようだったのでしょう。崟太郎が故郷に錦を飾り、尾崎氏が「富士に錦なり」と謳い、富士山を愛でて帰られたその日は、100年後に我々が続けている事は想像していなかったでしょう。
来年は、新たな気持ちで新しい一歩を踏み出したいと思います。今年一年、ご愛顧いただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも全力で、みなさんのご期待に添えるよう頑張ります。
新年が、皆様にとって良い年であるよう、心よりお祈り申し上げます。
(2014.12.30[Tue])

昨日は、大吟醸の米洗いを行った後、「純米酒大賞2014」の表彰式があり東京へ行ってきました。漫画家の高瀬斉先生が会長を務める純米酒大賞制定委員会主催の、日本一美味しい純米酒を決めるこのコンテストで、特別純米酒の部門において「富士錦特別純米ほまれふじ」が第一位になった為です。一般の人たちも混ざった表彰式の会場で、檀上で高瀬斉先生から表彰され、賞状と記念の盾をいただきました。何よりも自分たちで育てた米で、自分たちで醸造したお酒がこんなに高い評価を受けた事が嬉しく、スピーチの時に過去の苦労した事が走馬灯のように思い起され、危うく泣きそうになりました。こんな気持ちを大切にして、これからも愚直にお酒を醸していきたいです。応援いただいたみなさん、本当にありがとうございました。ご報告まで…
(2014.12.16[Tue])

今年の大吟醸の仕込みがスタートしました。これは、酒米「山田錦」を50%まで精米したものです。静岡酵母を使って仕込みますが、今年の給水時間は例年より短くて、10分30秒。給水時間が短い場合、米が溶け気味になる傾向があるので、仕込みのスタートの温度を少し低めに考えて仕込みます。
今年は10月末から原料米の入荷トラブルや新規の仕事、組合の仕事など、初めての事が多くドタバタしています。寝る時間が極端に短くなってしまい、時々フラフラになる事もあります。一日が短く感じるので、もうちょっと時間が欲しい…。
でもそんな事、言っていられない(>_<)。
(2014.12.15[Mon])


 
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