
静岡県の袋井市と浅羽町の合併記念事業で始まった、芋焼酎の製造。お蔭様で昨日で、とうとう10周年を迎えました(^−^)。
旧浅羽町にある、もう無くなってしまった名前「幸浦海岸」の名前をいただき、お酒の名前を幸浦(さちうら)としました。
江戸時代、この海岸の沖合を航行していた薩摩藩の船が台風により遭難し、この地区の人たちが大勢海に出て助けた事に感謝した薩摩藩主が、薩摩芋を贈ったことから始まった薩摩芋栽培。
砂地の畑に合った芋は、この地区の農業の中心に育っていきましたが、後継者不足などの煽りを受け、現在では生産者が激減しています。空いている農地を有効に活用できる方法は色々ありますが、農業を行う人が少ない事が問題ですね。