蔵元便り 柚野の里から

2008年06月

手紙

先日、とても嬉しいお手紙をいただきました。富士宮にお住まいのご夫婦からです。ご子息様の結婚が決まり、横浜で行われたご結納の席でのお話をしたためた臨場感あふれるお手紙でした。
まず手紙には、その緊張した席で両家の紹介が終わった後、出された乾杯のお酒がおいしかったとのこと。 両家同時に、「おいしいお酒だこと」と声が上がったこと。その酒が思いもかけず、富士錦の酒で心底びっくりされたこと。そして、これも何かのご縁かなと思うほど、見えない絆のようなものを感じられたこと・・・、が最初に綴られていました。

 これは、本当にびっくりされたと思います。まさか、静岡県の地元の酒が神奈川県の横浜で祝杯の酒にでてくるとは、思いもかけなか ったと思います。実は、その日本料理店は偶然にも弊社が古くから縁のある、数少ないお得意様の一軒でした。私どももびっくりです。
そんなことから自然とお酒の話となり、あちらのご両親もお酒が大好きということで、すっかり打ち解けられた事。嬉しいことにこの「蔵元だより」の話まで話題となり、それは楽しい時間を両家で過ごされたご様子が、ありありと描かれておりました。
このお便りを、皆で読んだその日一日は、とても幸せな気持ちで過ごすことが出来ました。有難うございました。スタッフ一同、ご両家の末永い幸せを心よりお祈り申し上げます。

 そして、富士錦は、富士錦に係わるすべての人の幸せを願い、日々仕事に取り組んでいます。あなたと、あなたの大切な人との間にどうぞ富士錦を・・・。変わらない故郷のこの地で、あなたの幸せを願いお酒を醸し続けます。
(お知らせ)
おかげさまで、モンドセレクション2008にて、最高金賞受賞いたしました。
日頃のご愛顧に感謝し、ここにご報告申し上げます。