蔵元便り 柚野の里から

2011年07月

夏に備えて

先月事務所横に植えたゴーヤの苗が、元気に20センチほど伸び、爽やかなグリーンカーテンが待ち遠しい今日この頃。 それにしても、暑かったですね、急激な猛暑日となった先日の夏至の日。ムンムンする湿気と気温の高さに汗だくになり、エアコンをつけない節電の夏を体感しながら、これは、エライ夏になるぞと、覚悟しました。

午後は、スタッフもバテ気味。目一杯、明るい話をして、元気を出そうとしますが、やや空回りの感です。
夕方には機械まで壊れ、いつも通り仕事をこなすのに、数倍の労力がかかったと感じる一日となりました。
又、梅の実も青く収穫の時を迎え、父の日に稲子地区のユートリオで開催された「梅の里・芝川まつり」では、梅狩りや芝川踊りコンテスト、魚のつかみ取りのイベントなどが行われ、昨年を大きく上回る大勢の皆様にお越しいただき、梅ワインで父の日の食卓を飾ってもいただきました。
クエン酸を含む梅は、疲労回復の立役者です。節電に励む今年の夏は、富士錦・梅ワインと共に乗り切りましょう。


被災地では、今も忍耐強く復旧作業に励む人々の姿が毎日映し出されています。頭が下がる思いです。
5月に発売した「がんばろう日本」の義援金シールつき純米酒は、多くの人の応援をいただき、この情勢下でも非常に好評を博しています。

皆様の被災地への思いを形にしてお届けする活動、これからもしばらく続けていきたいと思っています。
節電や放射能対策など、例年通りには運ばない毎日ですが、どうぞ心強くお過ごし下さい。