蔵元便り 柚野の里から

2012年04月

二年越しの待望の日


「雨が上がって良かったね」を合い言葉に、先週「第16回 蔵開き」を、柚野村おこしの会をはじめ地域の皆様のご協力の下、雨天決行にて開催しました。昨年は大震災直後の蔵開きでしたのでいらっしゃることが出来ず、「2年越しの待望のこの日だよ」と、おっしゃってくださる声も多数いただきました。

朝早くから、大勢の皆様にお越しいただき、本当にありがとうございました。
蔵開き当日は、前日降った雨のため、早朝の田んぼ休憩所の設営や様々な準備が時間通りにはいかずスタッフ達が大汗をかいていると、地域の皆様が自然と手を貸してくださり、お陰様で早くからお見えいただいたお客様を気持ち良くお迎えすることが出来ました。
温かなご協力を様々な方々からいただき、心より感謝申し上げます。
あいにく、当日富士山は雲の彼方に隠れてしまい「富士見酒」とはいきませんでしたが、それもまた来年の楽しみです。また、お昼前後にぱらついた雨の為、会場でお酒をじっくり召し上がることが出来ずに、「バスの中で隣に座った人と、お酒を飲んだら盛り上がって、駅に着く頃は、それこそ、みんなで大合唱だったよ、楽しかった!」なんて楽しい逸話も伺いました。
皆さんの蔵開きエピソードも、是非お聞かせください。お待ちしています。来年は、皆で「てるてる坊主」を飾って晴れの祭りの日を願うように、企画したいと思います。

また、昨年に引き続き、東日本大震災の義援金を、受付などで集めさせて頂きました。お預かりしましたご厚意は54600円にのぼりました。震災の復興に充てていただく為、日本赤十字へ納めさせていただきます。
この地・柚野の里が、皆様の心の故郷になるよう、これからも一地元企業として、誠心誠意努力していきたいと思います。