蔵元便り 柚野の里から

2012年08月

朝顔

朝顔が色とりどりに咲き揃い、まるでオリンピックの五輪の輪のようです。グリーンカーテンの涼やかさと共に、朝一番の心地よさに明るさを添えてくれます。朝顔は不思議な花で、古風な見かけとは裏腹に、見ていると今にも「おはよう」の声が聞こえてきそうなおきゃんで風情のある花です。

この朝顔の花のように、ロンドンオリンピックに出場する日本代表選手の皆様には、日本人らしくのびのびと大活躍してほしいですね。
そんな朝の一時も束の間、猛暑がつづいています。こんな時は、気をつけていても体調を崩しやすいですね。そこで、健康に関する側面から日本酒を考えてみたいと思います。
ご存知のように、食物には、体を温める作用がある食物と、体を冷やす作用がある食物があります。日本酒は、その中で、体を温める陽性植物となります。
私達の体は、36.5度から37度の温度で最もよく働くようにできていますが、最近は、35度台という低体温の人が増加中とのこと。
「冷え」ほど万病の原因という考え方からすると、「低体温」の人は、意識的に体を温め、体温を上げることこそが必要となります。


そこで「体を温める生活」のお供に、富士錦はいかがですか?陽性食品である日本酒は、末端の毛細血管を広げ、血行を促す効果が大きいです。お酒を飲むとポッと顔が赤くなりますよね。あれが血流が活発になっているサインです。

おいしい日本酒を、楽しい気分でゆっくりお飲み頂くと、本当に体も心もジワーとほぐれていくのがわかります。
体にやさしい日本酒で、日々の疲れをとり健康で快適な夏をお過ごしください。